▼ 施術日誌メインコンテンツ ▼

膝の痛み!? これって何が考えられるの!?

こんにちは、院長です。

今回は意外と多い悩みのひとつである「膝の痛み」について考えてみたいと思います。膝の関節は、体の数ある関節の中でも特に複雑な構造を持っており、複雑であるがゆえに「なかなか改善への糸口が見つからない」という悩みが絶えない関節でもあります。この膝関節(しつかんせつ)に現れる痛みに対して考えてゆくべきことをお話しして行きたいと思います。


膝関節の痛みの種類として

膝関節に現れる痛みは、膝関節を取り巻いている筋肉や他組織のどの部位に痛みが出ているのかを観察してみると、不具合が生じている部位が特定できることがあります。例えば膝のどの部分に痛みや違和感を感じているのかによって、それが筋筋膜の不具合によるものであるのか、関節内部の問題であるのかをある程度見分けることができます。

多くの場合、整形外科での検査などで言われるのは「年齢によるもの」という理由で、関節部の軟骨が減ってしまっているということですが、それだけが原因とは言えません。もちろんそれが原因となっている場合があるのは確かですが、軟骨が原因と言われた患者様の中で、当院で見ている限りではおそらく、半数以上は別な原因によるものだと思います。

主に痛みや不具合を感じる部位としては膝蓋骨(しつがいこつ)と言われるを基準に考えた時のその周囲、後ろが多く、お子様に多い成長痛なども膝蓋骨の下部に痛みが出ます。その膝蓋骨を中心に見て、痛みや不具合がどの位置に出ているのかを考えてみることが大切になってきます。

膝蓋骨基準で見る痛みの分布と傾向

それでは、膝蓋骨を基準として見た時に、痛みが出ている部位と、実際の痛みの原因として考えられる傾向を下に箇条書きにしてみたいと思います。例えば、レントゲンやMRIで検査を行い、診断結果が加齢によるものと判断されている場合も、そうでない場合がかなりありますので、「もう歳だって言われたし・・・」と諦めることなく、最寄りの治療院や施術所にご相談なさってみて下さい。実際に、手術の予約をなさっていた患者様が、手術をしなくて良くなったケースも当院では意外とありますので参考になさって下さい。

●関節外の原因と考えられる痛み
・膝蓋骨上部に痛み→大腿直筋(だいたいちょっきん)の拘縮
・膝蓋骨下部に痛み→大腿直筋(だいたいちょっきん)の拘縮→成長痛も同様
・膝蓋骨部分の痛み→膝蓋靭帯炎、膝蓋前滑液包の炎症など
・膝蓋骨内側やや下部の痛み→鵞足炎(がそくえん)、短内転筋・長内転筋の拘縮、縫工筋の拘縮、薄筋の拘縮など
・膝蓋骨外側やや上部の痛み→腸脛靭帯炎、外側広筋の拘縮、長腓骨筋・短腓骨筋の関連痛、大腿筋膜張筋の拘縮など
・膝裏外側の痛み→大腿二頭筋の拘縮や腱の炎症、外側側副靭帯の炎症や損傷
・膝裏内側の痛み→半腱様筋・半膜様筋の拘縮や腱の炎症、内側側副靭帯の炎症や損傷
・膝裏の中心部付近の痛み→膝窩筋の拘縮や不具合、足底筋の拘縮など

●関節のトラブルと考えられる痛み
・滑膜ひだ障害(タナ障害)
・変形性膝関節症(骨棘等も含む)
・半月板損傷
・関節水症、関節水腫(膝にたまる水)
・骨折
・膝蓋骨脱臼

この他にもまだまだたくさんありますが、すぐ思いつくだけでもこれほどの種類があります。だからこそきちんとした原因を考えた上で、治療や施術を行う必要性があります。本当に加齢によるものなのかどうなのかを、もう一度考えて相談してみると、意外と長年悩んできた痛みや違和感が改善されることもあります。


画像で見る診断が全てではないということ

どうしても検査や診断というと、現在ではレントゲンやMRIといった画像診断が主体となっています。確かに画像診断の技術はとても素晴らしい技術だと言えますが、その反面、画像に映らない部分や、画像機器の投影方式では映し出すことができない組織などは検査の範囲外になるかもしくは、「筋肉やその他の炎症かな?」といったように、その先生の予測になってしまうということになります。予測は確定ではない為に、薬の服用と抗炎症作用のある湿布で経過観察(様子を見てもらう)ということがほとんどです。

ここで皆さんに考えて頂きたいことは、例えば原因が筋肉や膝を取り巻く組織の環境によるものだったとして、レントゲンやMRIの検査を行った時に、ほとんどの先生は筋肉などの軟部組織を見ることはないと思います。ましてやレントゲンには筋肉は映りません。ではどうなるのかというと、画像に映し出された情報を見て病名をつけようとします。結果的に「関節が狭くなっている」→「加齢によるもの」というようになるか、「骨には異常なし」となります。

もし今回テーマにさせて頂きました膝の痛みで長い間悩まれている方がおりましたら、ぜひ一度、最寄りの治療院や施術所を訪ねて相談してみるのも良いと思います。また、当院公式サイトでは、無料で行って頂ける「電子カウンセリング」も行っておりますので、そちらもご利用なさって下さい。無料カウンセリングはロボット方式ではなく、ひとりひとりのご質問に私がお答えしておりますので、ご回答までに多少のお時間を頂く場合がございますのでご了承下さい。尚、この無料カウンセリングはスマートフォンからもご利用が可能です。

当院公式サイト→http://www.bmc-sasaki.com

0 件のコメント :

コメントを投稿