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現代病・難病の救世主になるかもしれない!!吸い玉療法(カッピング)

こんにちは、院長です。

今回の施術日誌のテーマは、世界最古の治療法と呼ばれる「吸い玉療法(カッピング)」についてお話しをしてゆきたいと思います。吸い玉療法というのは、透明なガラス製や強化プラスティック製のカップで皮膚を吸引してゆくという施術になります。紀元前のものと考えられる氷河から発見された原始人の肩や背中にも、吸引痕と思われるアザが確認されており、西洋医学の歴史、東洋医学の歴史のどちらよりもはるか昔から現代に受け継がれている施術法であり、「世界最古の治療法」とも言われています。医師や治療家の先生の中には「効果なんて全くない」と否定する意見があるのも確かですが、医学の勉強をしてくる中で、吸い玉療法に対する科目なんてないはずで、自分の知識に無いものは「効果が無い」という典型的な意見だと思います。先日同じような状況に対しての意見をインターネットニュースに書いていらした医師の先生がおりました。患者様がどんなに訴えても、その先生の知識に無いものを否定しようしたり、「そんなこと、あるはずがない」と言ったりする悪い癖を持った医師がいるということでした。異常がない、あるはずがないのではなく、「その物事に対する自分の知識がない」というだけの話しだと思います。

否定的な意見があるのはどの分野、どの世界でも一緒だと思いますので、今回のテーマである「吸い玉療法(カッピング)」に関しては、実際に当院で行っている施術の方法と、実際に施術をさせて頂いた患者様の経過や予後の実例までを踏まえながらお話しをしてゆきたいと思います。


吸い玉療法(カッピング)とは?

吸い玉療法は別名を「真空浄血療法」や「カッピング」とも言います。透明なガラス製か、最近では煮沸消毒対応の強化プラスティック製のカップを使用して、真空状態に近づけて皮膚表面を吸引します。その吸引部分には吸い玉療法独特の様々な反応が現れますが、その反応を見ることで今現在の体の状況を読み取ることができます。この反応はすでに病気が発症している場合はもちろん、まだ病気になっていない状態で、今後病気へと変わりそうな体の症状まで様々です。

この吸い玉療法の諸反応の観察の仕方がきちんとわかれば、ある程度の状態までを詳しく見抜くことができます。各症状に対する施術だけでなく、早い段階で発見することができれば早期発見に役立つ療法のひとつとして注目されています。

吸い玉療法には数多くの反応痕がある

吸い玉療法には数多くの反応痕があり、代表的な諸反応は9種類です。多くの施術者や経験の浅い施術者の先生は、吸い玉による色素反応である「アザ」が出れば体の調子が良くないもしくは血流が思わしくないと判断し、色素反応がでなければ体の状態は良好であると判断しますが、実はこれはおおきな誤りで、色素反応が出ていない状況も体の状態としては良くないと言えます。またこの色素反応にも「大と中」があり、その見分け方も重要となります。

その色素反応の他にも、体の筋肉に対する「コリ」を表す反応、感染症などに感染しやすくなっている、衰弱している状態を表す反応など多種多様だと言えます。この吸い玉療法の詳しい反応を書き記した文献などが現在、あまり存在しておらず、なかなか知られていないのも事実ですので、吸い玉療法に興味のある患者様や先生は、その知識と理論を兼ね備えた先生を見つけるということが体調不良の改善、不定愁訴の改善、先生としての勉強の第一歩になると思います。これはかなり根気が必要になることなのかもしれません。実際に私のところへも数回依頼があり、定休日に講習会を開催したことがありますが、現在、インターネットが普及している世の中ですので、インターネットを利用しての講習会も視野に入れて考えておりましたが、その際にはこちらのブログや各種SNSなどでお知らせをさせて頂ければと思っております。

予防は背中を、病名の診断を受けている方は施術点を

人間の背中は体の様々な状態を映し出す「鏡」のような存在です。これは東洋医学だけでなく、西洋医学でも同様です。例えば「ガン」という病気の場合、進行すればするほど、体の色々な部位に痛みが現れます。そのひとつが人間の背部になります。もちろんガンだけでなく、心臓の不調や障害、各内臓症状や不調、疲弊も同様に現れます。その為、普段から定期的に予防法として背部に吸い玉療法を行うことで、体調管理を行っている方も少なくありません。

もし病院での検査で病名診断を受けている患者様の場合には、各病気に応じた治療点・施術点と呼ばれているポイントが体に無数に点在しています。その病状に対応したポイントに吸引を行います。実際に当院で施術を行った患者様の中で、明確に改善したと確認できている症状としては高血圧症、関節リウマチ、不妊症、喘息、膠原病、自律神経失調症などです。この患者様は全て後日、病院での検査を実施して確認されています。

今の時期から初秋までの時期におすすめの施術のひとつ

今年も全国各所で猛暑、酷暑の報道が毎日ニュースでも流れています。中には40度を超えた地域もあり、ここ数年間の日本の気候は、南半球の国の出身で、日本在住の海外の方々からも「日本は熱い国」という言葉が出てくるほどになりました。今年もお盆が過ぎたあたりから気温が落ち着いてくるという予想がなされており、落ち着くと言っても例年よりはやや高めの気温と言われておりますので、残暑も厳しい年度になりそうな予感がしています。

このくらい気温が高くなってしまうと、どうしても冷たい飲み物を飲みたくなり、食生活もサッパリとしたものに変化する傾向があります。また、今年度は気圧や気温の変化の差がとても大きな年で、私の住んでいる岩手県八幡平市でも、前日までは30度を超えていたのに、翌日には15度を切るというような極端な変化が体へもたらす影響がとても大きく、気が付かない内に内臓の疲れを招いてしまうことになります。その内臓の疲れが出やすいと言われている季節が初春、初秋と言われています。これは、夏場や冬場の季節に比べて気圧が安定していない時期で、「体調を崩しやすいのは春先・秋口」と言われるのはこの為です。

気圧の変化によって受けたダメージ、気温の変化の大きさによって受けたダメージ、食生活の変化や冷たい飲み物で刺激された消火器と、それらが重なって夏バテと言われる症状が出たり、秋のだるさが出ます。そのような場合にとても有効なのがこの吸い玉療法と呼ばれる施術法で、胃の不調などの自覚症状が明確に出ていればいるほど、その良さを実感して頂けると思います。この時、意外と多く見られる反応としては「水泡反応」と呼ばれる吸い玉療法独特の反応のひとつで、背部吸引部位の消化器の不調が出やすい施術点上に細かな水泡が出ます。これは、各消化器系が極端に弱っている状態で、免疫力がうまく発揮できにくい状況となっており、感染症などに感染しやすい体の状態になっていると言えます。


薬や内服液だけに頼らず、民間療法と伝統療法へも目を向ける

日本には色々な文化があります。各地域、各都市ごとの文化もあります。その中で脈々と息づいて語り継がれてきた施術法がたくさんあります。例えば、幼少期にどこかに頭をぶつけたりすると、祖父、祖母や両親が手でぶつけたところをさすって「痛いの痛いの飛んでけ」とやってくれたものでした。体調が弱っている時にはショウガやにんにくなどを使ったり、せきが止まらない時には大根のしぼり汁を。これは昔から受け継がれてきた日本独自の文化なのです。最近ではその意味合いもきちんと解明されており、少なくとも何らかの効果や作用が立証されています。我々が行っている「整体」という分野は、明治に一部で国家資格化の話しがありました。しかし、当時日本に入ってきたばかりの西洋医学一辺倒の考え方だけで体をどうにかしようというのは納得ができないということで、業界団体がその話しを断り、様々な手技療法家が技術の統一と失われてはいけない技術として後世に受け継いでゆくという道を選びました。整体は本来、西洋医学でも東洋医学でもない「和の医学」と言われています。

数年前に、旧民主党政権が発足した際に、「国の医療・民間医療・伝統療法などがひとつになる統合医療をめざす」というお話しがありました。現在でも厚労省内部には統合医療チームが存在していると言いますが、目に見えた進展がありません。皆さんは伝統療法を知らず知らずの内に利用しているということを知っていますか?もちろんこれは医師も我々もそうです。伝統療法の代表格、それは「温泉」なのです。海外では数年前から「温泉療法士」という資格体系が設けられ、保険が適用されています。著名人の方々からも「伝統療法や民間療法にももっと目を向けるべき」とおっしゃって下さる方もおります。

どの治療や療法が優れているのかではなく、得意分野、不得意な分野があるのはどれも同じです。しかしその、各治療法や施術法の苦手な部分を、他の分野がうまく補ってくれているのも事実です。全ての先生が意思統一を図り、まずは患者様の為に何をしてゆくことが大切なのかをもう一度考える時期にきているのかもしれません。

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