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乾燥の季節。のどの不調に注意!実はこんなことでものどに不調が・・・!?

こんにちは、院長です。

今年は、冬が始まりそうでなかなか本格的な寒さが来ないと思っていましたが、今週あたりから北東北や北海道では寒気が冬の到来を告げるかもしれません。この季節になると湿度が下がり、乾燥する時期になります。乾燥する季節になると考えなければならないのは、のどや鼻などの粘膜の乾燥による不具合だと思います。年末には恒例の紅白歌合戦などもありますが、ミュージシャンの方々ものどのケアを大切にされていると思いますので、今回の施術日誌は「のどの不調」についてお話ししてみたいと思います。


乾燥とのどの粘膜の関係

人間ののどの粘膜には繊毛(せんもう)と呼ばれる無数の細かな毛が生えています。本来体内に十分な水分量が蓄えられていると繊毛は水分に浸っている状態となっています。簡単に表現すると海の中に生えている海藻のような状態になっています。その状態になっているとのどの調子はとても良い状態と言えます。また、このように水分に浸っている状態であれば、のどの気道から様々なウィルスが入り込めなくなる為に、感染症などのリスクもかなり軽減しますし、かぜやインフルエンザなどにもかかりにくくなります。

かぜのウィルスを例にして言うと、ウィルスがひとつ体内に入り込んだ場合、24時間後にはおよそ百万個まで増殖してしまうと言われています。この増殖したウィルスを減少させる為の確立された方法はなく、自信の免疫細胞によって日数の経過とともに死滅してゆくという流れになります。一般的に言われている「かぜ薬」は、ドラッグストアで販売されている市販薬、医療機関で処方される市販薬ともに、かぜのウィルスを死滅させる為のものではないので、服用したからといってかぜが治るというものではなく、体の機能を補助する為のビタミン類、二次的な症状を予防させる為の抗生物質、ウィルスによる間接的な症状であるせきや痰を抑える成分などが含有されています。

かぜの諸症状は、日数の経過を伴う症状である為に、辛い症状に数日から数週間悩まされてしまいますが、一番大切なのはウィルスの体内への侵入を防ぐことであり、それが何よりの予防法であると言えます。

ストレスによるのどの不調

人間の体は日々、病気などの原因となる様々な外的要因にさらされながら生きていると言っても言い過ぎではないかもしれません。その外的要因となる代表格とも言えるのが「ストレス性」と言われるものだと思います。

ストレスは明確に計測することができない為に、今現在のストレス量は誰にもわからず、自分では特にストレスを感じないと考えている方が突然、ストレス性の症状で体調を崩してしまうということも全然珍しくありません。このストレスや過労によって体内では血管が収縮して血行が悪くなったり、様々な神経系に不具合を生じさせたりします。この時粘膜にも血行が悪くなることによる様々な変化が起こりますが、この粘膜上の変化によってかぜもひいていないのに痰が絡むような「イガイガ」した感じがのどに現れたり、ついつい「せきばらい」をしたくなるようなのどの閉塞感のような感じが現れます。これはストレス性の要因がなくならない限り続いてしまいますが、かぜとの大きな違いとしては、ウィルス性によるものではない為に、体内のウィルスを体外に排出しようとするさいに出る「せき」や「鼻水」などが伴わないということです。

これはかぜの症状によるものにも同様に言えることですが、体を良く温めること、水分管理をしっかりとすること、趣味の時間を長めにとることや自分の好きなことをやる時間を増やしてストレスとうまく付き合うことが大切になります。

鼻の症状

鼻水ではなく副鼻腔炎や蓄膿症などによる鼻の不調は、かぜと勘違いをするような「せき」を伴うことがあります。体調がすぐれないわけでもない、熱もないのにせきが出る。しかも横になって休もうとするとせきが出てしまうことが多いという方は一度、耳鼻咽喉科で鼻の症状を疑ってみることも必要です。

仰臥位(ぎょうがい)と言いますが俗に言う「あおむけ」で寝たり横臥位(おうがい)と呼ばれる横向きで寝る時に、副鼻腔にたまった膿がのどや口に降りてこようとします。その時にせきを伴ってしまうことがあります。あまりひどくなると奥歯が浮いているような感覚や、額の辺りにのぼせのような感覚が出ることもあり、早めに対処することが大切です。

隠れ喘息のような症状

近年増えていると言われている「隠れ喘息」と呼ばれる症状ですが、この喘息もストレスとの関連性や薬剤による体の機能の低下のような問題、その他様々な要因によって起こっていると考えられます。また、喘息ではないのにせきだけが止まらないという症状で病院を受診すると、喘息という診断を受けてしまうというケースも最近では増えていると言えます。

人間の体には様々な症状や病気を治そうとするとても強い力が元々備わっています。この免疫力や治癒力と呼ばれるとても強いはずの力が、ある要因できちんと発揮できない場合があります。それは「食事の栄養バランス・生活が不規則になりがち・ストレス・過労・不必要だと考えられる薬剤の使用」などによって起こってしまいます。元々喘息は「アレルギー症状」に分類されていますが、私から言わせてもらえばアレルギー症状も喘息も、体の体内環境が招いた症状と言えるのではないかと思います。と言うのは本来、薬剤を使用せずとも普通に治るべき症状だったのに、薬剤を使用することでその機能が低下したりウィルスを体外にうまく輩出できなかった為に結果的にせきだけが残ってしまい、数ヶ月続いてしまうという状況になってしまうことがあります。特徴的なのは、血行が良くなってくるとせきが出始める、寝る頃になるとせきが出始めるというように、かぜの時と同じようなせきの出方をします。


まずはのどの不調やせきの出方によって理由を知ること

のどの調子が悪いから、せきが出るからかぜをひいたのだろう。だから薬を・・・ということではなく、自然と治るような我慢できる症状であればあまり薬に頼らないで水分管理や自然の野菜や食品からビタミン類などの栄養分を補給するという考え方を基本に持つことです。最初でもお話しをしましたが、人間の体には元々、色々な病気や不調、ケガなどを治そうとするとても強い力が備わっています。その力を十分に発揮させてあげることが一番大切なことであるにも関わらず、体の為にと考えて、やらなくて良いことまでやってしまい、結果として人間の持つ治癒力や免疫力を発揮しにくい状況に自分でしてしまっていることもあるということに気づくことがまずスタートではないでしょうか。これは病院の先生でも間違ってしまうことがある症状のひとつでもありますので、ご自分でもきちんとした症状についての可能性を考えておくことが改善への糸口になると思います。

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