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不妊症に悩む患者様とお話しをさせて頂いて。

こんにちは、院長です。

私のところには割り合いとして年に2人ほどという感じで「不妊」に悩まれる方が来院されます。つい先日も、不妊症に悩む患者様からご相談を受けて色々なお話しを伺いました。その数日前に、市の議員さんともたまたまそのお話しになって、不妊という症状に対する私の考え方と行政はどうあるべきだと先生は思いますかということを聞かれました。

そこで今回は、不妊症という症状に対してというよりは、今まで不妊症に悩まれる女性の方々のお話しを伺ったりして思った私の考えと様々な問題提起を含めて書いてみたいと思いますので、これが不妊に悩む皆様と、それを取り巻く環境に対して何らかの変化のきっかけになってもらえれば幸いかなぁと思いますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。


不妊症という症状よりも優先すべきこと

不妊症にだけ言えるということではなく、婦人科系全般症状に言えることになりますが、症状に対して考えることが第一ではなく、その患者様というか相談者の方々にとってとてもプライベートなことなのだという認識をきちんともって対処してゆくことが大切になります。プライベートな部分を抱える症状の大半の場合、相談したくてもなかなかそうだんすることができない、誰に相談して良いのかもわからないといった症状であることが一番に最優先で考えてあげるべきことなのだと思います。また、日本における不妊症の60%以上の原因が「原因不明」であると言われています。例えば婦人科に通院している現状を考えてみた時に、原因不明の不妊と言われて治療を行っている方の場合、原因が分からない以上、「手探りでの治療」となる為に、ゴールが見えないまま時間だけが経過してゆくということになってしまいます。さらに追い打ちをかけるように不妊治療の場合、とても高額な医療費が費やされます。また、日数がかなり経過する為に、治療の為にお仕事を辞められる方もいらっしゃいます。

このように、悩まれる方にとっては様々な負担がのしかかってきてしまうのが現在の不妊における現状であるということを専門家、先生、行政がきちんと把握し、対策を考えて行かなければならない症状でもあります。

各地域行政の対応として

現在、各都道府県の各地域では、不妊に対する医療費の助成が行われています。ただしこれは各地域で金額が異なるので、一概にいくらまでとは言えませんが、問題になるのはそこだけでなく、上記でも触れたように、なかなか相談者が相談しにくい症状であるということです。これは経験者の方や、それに携わってこられた方でなければわからないことで、不妊に悩まれている女性の相談者の方皆様がそうお話しされます。

もっとも理想となるのは、例えば経験者の方やその症状に何らかの形で携わってこられた方々が市役所内や町役場内に相談窓口の相談員担当として対応して下さったり、行政との速やかな連絡手段を確立させた相談窓口を設置するということが大切だと思います。また、具体的にと言われれば今はまだなんとも言えませんが、例えば相談する際に個室で行えるようなお部屋を設けたり、相談者の方が少しでも相談しやすいような周囲の環境を整えることも大切なことだと言えます。これは、間接的なことになりますが、そうした整備を行ってゆくことで各地域の人口の増加にもつながってくることにもなります。今現在、ローカルな地域では人口の減少がとても大きな問題となっています。今よりももっともっと出産と子供たちの育成、就業先の確立などに目を向けて行くことが大切だと思います。

不妊症という症状の背景をみんなに知ってもらいたい

不妊症は、最初でもお話しした通り、全体の約60%以上が原因不明と言われています。残りの約30%は男性の問題や子宮内部の機能障害、卵巣の諸症状などが主な問題として挙げられます。原因不明となると、当たり前のことですが不妊になっている原因がわからないということになりますが、原因がわからない以上本来は治療のしようがないということです。身体の痛みや症状は、その原因を特定して、その原因を無くしてゆくことで改善へと導かれますが、その原因がわからない以上、改善へと導くとなるとかなり困難なことだと言えます。

その場合、手探り状態での治療がメインとなり、色々な可能性を考えながら治療法や薬剤を変えながら経過観察を行ってゆくことが多く、ご本人にとってみれば全くゴールの見えない治療を続けて行かなければならないということになるので、日数の経過とともに、治療を行うことがストレスとなったり、女性がひとりで治療をしているという事実に不安感が募ってきてしまう背景があります。

当院でよくお話しをさせて頂くのは、当院の場合は東洋医学的な観点からと体の代謝や子宮の位置異常がないかなどを見て施術を行い、最近では産婦人科で逆子治療などにも使われる「足のツボ」をマッサージして頂くことを伝えます。この時、足ですのでご自分でもマッサージは可能ですが、あえて旦那さんにやって頂くように促しております。これは、女性だけが一生懸命治療や施術に通っているんだという意識を、ご夫婦で協力し合っているのだという意識に変えてゆく為のもので、その意識付けを行うことで旦那さんのご協力と、女性のストレス要因をひとつでも取り除こうということで行って頂きます。

お子様が授かれない、治療や施術に通う、原因がはっきりしない、ゴールが見えない、色々なことがストレスになる、代謝や血行が悪くなる、余計妊娠しにくい体環境へという悪循環が生まれる可能性も考えられます。不妊症という症状だけでなく、このような背景があるのだという認識を先生や周囲の方々がきちんと知っておくことがとても大切です。


不妊に悩まれる皆様へ

不妊治療に携わる医師は子宮や卵巣の機能的な改善を行ってくれています。我々は東洋医学やその他の施術法で体全体の環境を整えようと考えて施術を行っております。このどちらか一方だけが必要ということではなく、双方が必要となるのが原因不明の不妊に対して必要なことだと言えると思います。残念ながら、それでも100%の改善というのは現在では無理な状況です。しかし中には事実として子宝に恵まれるご夫婦もおられますので、長期に渡ることの多い不妊の治療や施術ですが、どうか最後まで希望を無くさないで頑張って頂きたいと思います。わからないことやご質問などがありましたら、お気軽にお問い合せ下さい。詳しいお話しをメールやSNS等で伺い、何かしらのアドバイスができればと思います。もちろん、当院への呼び込みではないので、県内外どなたでも構いませんので、ぜひどうぞ。

メールアドレス:bmc.sasaki@gmail.com
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