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必見!ボディメンテナンスNo.5(スキー・短距離走・長距離走・水泳)→左右対称動作競技の調整編

こんにちは、院長です。

今回のテーマは「左右対称動作競技の調整」についてお話しをしてゆこうと思います。スポーツの競技は「左右非対称動作の競技」と「左右対称動作の競技」とに分けることができます。もちろんこのふたつの競技によって調整方法やメンテナンス方法、考え方なども変わってきますが、小学生や中学生のお子様の場合、部活動と特設活動を掛け持ちでこなしている方や、春から秋にかけての競技、冬はウィンタースポーツというように、両方の動作の競技を行っている方もおります。そのような場合まで含めて調整方法を考えて行きたいと思います。


左右対称動作の競技の調整

左右対称動作の競技としては「水泳・走る競技(短距離走・長距離走)・スキー」などが挙げられます。この競技のように、体の左右を同じように動作させることが必要となる競技の場合、微妙な左右差が大会結果に大きく影響することもあります。特にスピードを求められるアルペンスキーなどのようなタイムトライアルは、速度も速度ですので、コンマ数秒が大きな距離の差となって出てしまいます。

主には骨盤部に調整の重点を置いている治療院や施術院、トレーナーの方も少なくありませんが、骨盤は確かに重要な部位であると言えますが、本来人間の体のバランスの基準は「脳が水平なのかどうか」によるものなので、いくら骨盤部の調整を行っても、首の曲がりやゆがみが変わっていなければ1~2日程度で元通りになってしまいます。このことを踏まえた上で、頸椎と骨盤部の中枢部位のアライメント調整を行い、その後に体のバランスを確認して手足などの抹消部位の調整を行います。

宿命的に起こる左右のバランスの崩れ

別なタイトルのブログでも触れたことがありますが、人間の体は宿命的と言ってよいほどゆがみや身体のバランスの崩れが起こります。これは人間の脳の働きが大きく影響しているからです。

皆さんがよく耳にしたことがある「利き手・利き脚」もその通りですが、元々人間の脳の支配域は大きくわけて「右脳→左半身・左脳→右半身」となっています。しかもそれらの左右の支配は別々に働いている為、左右均等に体を使用するということ自体、厳密な意味で言うと本来不可能なことになります。その為、治療や施術、調整などによって左右差を無くしたとしても、長い年月の中で作り上げられてきた体の癖や動作の癖、利き手、利き脚の問題などですぐに左右差が生じてしまいます。

この左右差を大会中になるべく出させないように調整してゆくことが左右対称動作の競技における最大のメリットではあります。その為基本的には、「頭のてっぺんから足の先まで」という広範囲での調整が必ず必要となります。その調整を行ったあと、大きな鏡などに向かってご自身でもフォームチェックや左右の動きの確認などを行ってもらい、調整によって、調整前とバランスの変わった体の動作と脳との「ズレ」をアジャストしていってもらいます。こうすることでなるべく長く持続して左右差を埋めるというよりも、左右差を最小限に抑えることができます。

一番重要なのは普段からの入念なフォームチェックだということ

人間の体にゆがみが生じてから日数が経過すればするほど、そのゆがみが当たり前の姿勢として人間の脳に記憶されてしまいます。ゆがみやズレが記憶されてしまうと、そのゆがんだ姿勢が日常生活を送る上で基準の姿勢となってしまい、一度の矯正や修正をしたとしても、すぐに生活の中の姿勢によって元通りになってしまいます。その為当院では、矯正やゆがみの修正を行うこともありますが、その他にも普段外で履いている靴や上履きのインソールの重要性をお伝えし、ご自分で作る方法や、専門的なインソールが必要だと考えられる場合には、私の知人というか先輩にお願いして、フットプリンターで計測をして頂いて作ってもらっています。この靴のインソールがなぜ大切なのかというと、歩くという動作は、人間が生きてゆく上で必要不可欠な動作であり、日常的に行う動作です。また、無理な力での矯正よりも、自分の体重をかけながら行う言わば「自然矯正」は、その後の生活の姿勢矯正や姿勢の癖付けにも一役買ってくれます。この方が矯正されてからの体の姿勢の持ちが抜群に良くなります。

スポーツという分野に特化して考えると、インソールももちろん重要ですが、鏡の前で、自分自身の目で確認しながらのフォームチェックがとても大切になります。鏡の前で行うフォームチェックは、左右差が確認できるとともに、左右差が生じているということは片側の関節の可動域が狭いということになるので、その部分のストレッチなどを行ってから、再度フォームチェックをすることで動きの変化の確認と、映像としての脳への焼き付けが行えます。これはとても大きなことで、この積み重ねが後々大きな差や力となって現れます。


試合・大会は日々の積み重ねでしかない

どんなに良いトレーニングを行っても、それを生かせるように体の状態を整えていなかったり動けない筋肉にしてしまっていたり、どんなに左右のボディバランスを整えても普段の姿勢や生活の癖によってすぐ元通りに戻ってしまったりと、普段の生活からきちんとした意識をもっておかなければ試合や大会で結果を伴わせるというのはとても難しいことになってきてしまいます。つまり試合や大会で出るのは、普段の練習によって培われたものしか出ないということです。

ボクシングの世界には「ラッキーパンチ」と呼ばれるものがあると言われていますが、実はラッキーでもなんでもなく、普段の練習で何千、何万と打ってきたパンチの内のひとつであり、偶然でもなんでもないということです。ごく当たり前のことですが、試合や大会は日々の積み重ねでしかないということになるのです。

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